今日も介護に頑張られている皆さん、どうもお疲れ様です。

早速ですが皆さん『耳つぼ』って聞いたことあります?

つぼ耳



日本では『耳つぼダイエット』というお話を良く聞くかもしれませんがそれだけでなく、耳はそれだけで専門の治療家がいる位東洋医学で重視されています。


耳に限らず体の色んなパーツ(足裏とか頭とか手のひらとか…)には体の全身に繋がる治療点があるというのが東洋医学の考え方。


もんだり触ったりしたときに痛かったり「硬いなぁ」と感じる場所に、そこに繋がっている『臓器』やら『器官』やらの不調が現れているという事です。


良くそれ専門の本が書店で売っていますよね。


ご興味がある方は別として、これをひとつひとつ確認したりするのは結構大変ですよね。

ですので僕のおすすめはとにかく耳に触って、痛みや硬さを感じる場所をみつけたらご自分で良くもみほぐす事です。

左右両方手を使ってほぐすのに大した時間もかかりませんし、場所も選びません。

それだけで効き目はかなりのもの。
僕が自分で試したところ、特に『花粉症』とか『急な眠気』なんかに即効性がありました。

頭に近い場所なので、リラックス効果も高いです。

宜しかったらぜひご参考に。




さてここから本題ですが皆さん、『オノマトペってご存知ですか?


「なんか変な呪文?!」と思われるかもしれませんが、そんないかがわしいものではありません!

なにか動作をするときに効果音を自分で言いながらやる事を言います。

良くマンガに出てきますよね。あれです。

セリフ



例えば逃げ隠れする→こそこそ…

急に起き上がる→ガバッ!!!

怪獣が歩く→ズシンッ!、ズシンッ!

ダッシュする→ダダダダダダダダッッッッッ!!!!!

などなど。



このオノマトペ、運動するときにうまく取り入れると、パフォーマンスが上がるのは結構知られてます。



例えばけん玉の一番先のとがったところに玉を刺す時に

ひゅーっ、ポン!

と言いながら玉を操ると、上手く行く確率があがるとか。

ボクサーがパンチを出す時に良く自分の口で「シュッ!シュッ!」とか言いながらやるのもそんな感じ。
パンチが風切る音を口真似することで、本当にパンチの切れが増すようです。



昨日お知らせした『顔と目を使った介護動作』(フランスでは『ユマニチュード』という介護の技術に取り入れられてます。)は大変効果がありますが、欠点は相手と目や顔を合わせられないと使えない事。


そこで、今日は『オノマトペを応用して介護動作を楽にやろうというテーマです。



例えば車椅子からベッドに患者さんを抱っこしながら移って貰うとき

車椅子で移乗



立ち上がっていただく瞬間に「せーの、ふわ~」と言ってみます。
(できるなら患者さんにも一緒に言って頂きます。)



どうでしょう?いつもより全然軽く移乗できたのではないでしょうか?

他にもベッドから上体だけを起こして頂くとき

寝返り補助


患者さんの首の後ろ辺りに手を入れて、起き上がる瞬間に「せーの、ずどーんっ!」と言ってみます。

これも又、軽くなったのではないでしょうか。


他にも工夫すればいくらでも応用できるのがオノマトペの便利なところ。

ぜひ楽して、楽しんで、工夫してみていただきたいと思います。




で、せっかくですから例の『肉体の外にあるエネルギー体』を意識しながらやってみます。

すると、さらにさらに軽く感じると思います。


エーテル体




オノマトペについては、以前僕が介護施設のサークル活動のアドバイザーみたいなことをやったときに提案してみて、実際に現場で大きな効果を上げています。

僕の周りでは、特に女性の方がこういうのは得意な様子でした。

女性は良く赤ちゃんとも「擬音」で会話したりしてますもんね。



もちろん男性でも大丈夫ですから(ボクサーの具志堅さんなんか得意そう。(笑))、ぜひ楽しみながらやってみてください。



今日も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。



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