介護、医療で頑張っている皆さん、本日もお疲れ様です!

このごろ少し湿度が高くなってきましたね。お体の調子はいかがですか?


別の機会に詳しくお知らせしますが、東洋医学は『陰陽五行』という考え方が基礎にありまして、「人間の体は自然の一部。だから起きやすい体調不良も季節や気候によって変わる。という事を言ってます。

五行



このうち湿度が強く影響すると言われる臓器は『胃腸』。


なんとなく体がだる重かったり気が滅入りやすかったり、口元が荒れたりという時には胃腸の不調が原因かもしれません。

飲食は冷たいものを避け、消化の良いものを摂るのをおすすめします。

ストレスで暴飲暴食したりとか、発泡酒の飲みすぎにはなるべくご注意を~。

(ちなみに胃の弱い方は炭酸を飲みたがる傾向にあるそうです。胃を拡げてスッキリする感じが味わえるからでしょうか。コーラももとは胃のクスリとして売り出したとか。)



さて、ここからが本題です。
以前の記事で介護が楽しくなるのに大事なのは2点

・メディテーション(瞑想)。
・体の使い方。

とお知らせしました。


正直、メディテーションで『肉体の外側のエネルギー体』を感じて頂けると、このあとやることはついでのようなものです。

エーテル体



僕はこのことを合気柔術の道場で教わりました。

柔術の技は介護や保育の世界で応用できることが多いんですが、力を使わないで相手を倒すような高度な技は、ほとんどがメディテーション(瞑想)の応用です。




これからお話しするのはそのほんの入り口ですが、皆さん「なんじゃこりゃ?!と思ってもとりあえずついてきて下さいね。
(僕も最初はわけわかりませんでしたから。(笑))




介護の現場やご家庭で重たい患者さんの体を抱え起こしたり寝返りをさせる、抱え上げるということは多いのではないでしょうか。

寝返り補助


力づくでやって腰を痛めてしまったり、患者さんにむずがられたりすることもありますよね。

ここ数年、古武道や色んな体術を研究している方達が、『介護動作を無理のないからだの使い方で行う方法を教えてくださるのはすごくありがたい事だと思います。


でももっと簡単にできちゃう方法があるんです。



突然ですが皆さん自分の顔って、普段どんだけ意識してます?

変顔


女性は毎日鏡を見ていらっしゃる方も多いと思いますが、男性の場合以前自分の顔をみたのはいつだっけかなぁ~?」なんて方もいらっしゃるのでは?!(笑)



でも自分が意識してなくても、他人はほとんどまず相手の顔を見て印象を持ちますよね。
(中には「まずお腹の出っ張りでしょっ♪」ていう方もいらっしゃるかもしれません。(笑))


だからこそ顔を利用するのは大きな効果があります。



方法その1
患者さんの眼を見て、視線を合わせる。

にらめっこ


患者さんがある程度コミュニケーション力と表情の変化が見れる方の場合。患者さんの顔を覗き込んで眼を見つめあいます。
こちらが見るだけではなく、相手からも眼を見て頂く必要があります。

これだけで不思議な事に抱え上げる力が減って楽になるはずです。


方法その2
患者さんと同じ物を見る

介護同じ法を見る


今度は見つめあうのではなく、同じものを見るようにします。
例えば天井の蛍光灯とか壁のしみとかスイッチとか。

この状態をキープしながら患者さんを抱え上げるなどしてみましょう。
これも楽にできるようになるはずです。


方法その3
患者さんの表情を真似てみる。

表情をまねる


患者さんの表情がはっきりわかる場合、患者さんが笑顔なら自分も笑顔、泣き顔なら泣き顔、口をへの字に結んでいたらこちらもへの字に…といった具合に、表情を真似してやります。患者さんにみせるのが大事です。

この状態をキープしながら介護動作をすると、これも今までより楽にできるはずです。


ちなみにこの方法は僕が得意とするところです。
グループホーム
の職員さんから『訪問マッサージ界のコロッケ』と言われたことがあります。(笑)


これらの事をただやるだけでもそれなりの効果はありますが、せっかくですから『肉体の外にあるエネルギー体』を意識しながらやってみます。
きっとびっくりするくらいいつもより軽い力で患者さんを抱え上げたり寝かせたりできるはずですよ。


あと、どの方法も自分が楽しんでやるのが大事です。
恥ずかしがったり、こんなのやっても…って疑いながらやると効果がありません。


宜しかったら、だまされたと思って是非一度お試しを~。


(『顔』と『肉体の外にあるエネルギー体』のお話には、まだまだ面白いことがあります。
運動科学総合研究所の高岡英夫先生によると『人気者に共通している顔(プラスアルファ)』というのがあるんですね。
介護とは関係ありませんが機会があったら詳しくお知らせしますね。)


今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。





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